今、遺伝子組み換えの綿、ナタネ、トウモロコシの国内栽培や食料への使用が承認されようとしています。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/110523.html
パブリックコメントを農林水産省が募集していますが、期間が5/23~6/21までと非常に短い期間なのです。
震災の復興が急がれる中、原発事故が収束していないこの時期に、何故こんなに重要なことを、こっそりと承認しようとしているのか理解に苦しみます。
今回承認されようとしているのは、モンサント社などが申請している除草剤耐性を持つ遺伝子組み換え作物です。
つまり栽培過程で大量の除草剤を使用して栽培するということです。
わたしはこのような作物は食べたくありません。子供たちにも食べさせたくありません。
除草剤は環境に影響が無いはずがありません。土壌、水が汚染されます。
在来種が遺伝子組み換え作物と交雑し、汚染され消滅するリスクもあります。
殺虫剤や除草剤などの農薬や化学肥料を使用しなければ栽培できない作物に汚染されてしまえば、オーガニックな作物が無くなります。
本当に持続可能な農業というのは農薬や化学肥料を使わずに自然と調和した環境でこそ実現できるのではないでしょうか。
今の日本人、私達に必要なことは自分自身の頭で考えること、自分の考えを持ち行動することだと思うのです。
みなさんも是非行政にご自身のご意見をお伝えください。
農林水産省へのパブリックコメントフォーム
https://www.contact.maff.go.jp/maff/form/b3da.html
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P・S:バイオテクノロジー産業って原子力産業にそっくりね。「MONEY & POWER RESPECT」って感じ。
June 8, 2011