パキスタニ アプリコット・ハヴィ
パキスタニ アプリコット・ハヴィはパキスタン北西部ギルギット・バルティスタン州の最北部フンザ・ナガール地区・シシュカット村の生産者によって、極めて自然に栽培され、伝統的な製法で完全天日乾燥させたアプリコットSuper Natural Apricotです。ハヴィ種という品種はこの地域のアプリコットの中では比較的酸味がある品種です。
フンザ・ナガール地区は中華人民共和国とアフガニスタンとの国境に接し、7000m級のパミール高原の山々が迫る辺境のため、「世界最後の桃源郷」と呼ばれています。
豊富な雪解け水と冷涼な気候、昼夜の寒暖の差が大きいために、非常に甘味が強く品質の高い果物を育みます。ドライアプリコットはフンザの人々にとって特別な食べ物です。厳しい冬を越すために、貴重な保存食として食べられています。昔からフンザの人々が長寿なのはアプリコットのおかげだと云われています。
あんずの果肉にはβカロテンが他の果物に比べて非常に多く含まれます。 βカロテンは抗酸化作用や粘膜保護作用のあるといわれるビタミンAとして働き、老化防止(アンチエイジング)や冷え症予防や改善に良いと言われています。 高血圧予防に役立つとされるカリウムも含み、強い抗酸化作用は脳卒中や心筋梗塞にも効果があります。またリンゴ酸やクエン酸も含まれ、果糖が多いので疲労回復にも効果的です。
また、北方産の果物のあんずは東洋医学においては体を温める作用を持つ「陽性」の食物とされますので、特に寒い季節にお勧めです。