雲南省には様々な果実や種実があるので、今後のビジネス発展のために市場調査に行きましょうという話が持ち上がり、飲食、蒸留家、不動産、都市開発、フリーランスなど様々な業種の方々と一路雲南省に。
マスメディアから流布される中国のイメージとは異なり、街並みは美しく、道路なども整備されていて、発展途上国に良くある排気ガスや砂埃による息苦しさは全くない。雲南省は年間平均気温が19〜22℃であることに加えて湿度も低く、とても過ごしやすい。ミャンマー、ラオス、ベトナムとの国境に接していて、24もの少数民族が住む、民族、文化、生物などの多様性豊かな地域なのです。
雲南省の人々はとても穏やかで、日本人だからといって差別をしたり、ぼったくりもしない。
特に私たちをアテンドしてくれた「一夕餐桌」主催の袁さんたちは、中国人特有のダイナミズムに洗練されたセンスを持ち合わせた方々で、食事のたびに様々な趣向を凝らして、もてなしてくれました。
今まで生きてきた四十数年間の中で一番のおもてなしをいただいた4日間となり、今度彼らが来日した際には、どの様にこの恩をお返しすればいいのか、悩ましいところだ。
「百聞は一見に如かず」
北京や上海などの都市部には訪れていないが、今回の旅で中国の方々に対しては愛と尊敬の念を抱くことになり、文化や価値観の壁を乗り越え、手を繋ぎ力を合わせていくことができると思える旅になりました。
胡桃やマカダミアナッツの生産者、雲南省のフルーツを有効活用したビジネスを立ち上げたい方などをお繋ぎいただき、これから雲南省の文化や魅力をプロダクトを通じてご紹介できるように模索していきます。
旅のクライマックスに催されたシャングリラでの宴では、私のドッペルゲンガーに出会うというサプライズもあり、旅は心の栄養となり人生を豊かにしてくれること、そして中毒性があることを再認識したところです。
太感谢你了 🇨🇳
August 12, 2024